ここでは、飲食店用パソコンに必要なスペックについてまとめています。POSレジや予約管理、会計ソフトなど複数のシステムを同時に扱う飲食店では、それに耐えられるスペック選びが大切です。CPUやメモリ、ストレージなどに分けてご紹介するので、飲食店へのパソコン導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
CPUとは、データの制御や演算を行う装置のこと。パソコンの頭脳といえる部分であり、CPUの性能が高いほど処理速度が上がります。
会計やメール、予約サイトの確認といった一般的な事務作業なら「インテルならCorei3以上」「AMDならRyzen3以上」が目安です。ただし飲食店では、POSレジ・Web予約システム・会計ソフト・メーラーなどを同時に立ち上げて使う場面が多いもの。複数のアプリを同時に動かすなら、Corei5以上/Ryzen5以上を選んでおくと安心です。
メモリとは、パソコンがデータを一時的に保管するための装置です。容量が不足するとパソコン動作が遅くなるため、空き容量を確保しておくことが大切。
予約受付や会計といった作業だけなら8GBでも動作しますが、飲食店ではPOSレジ・予約管理・会計ソフトなどを同時に使うことが少なくありません。動作が重くなって会計や接客を待たせてしまわないよう、メモリは16GB以上を選んでおくと快適に使えます。
ストレージとは、パソコンのデータを保管する装置のこと。ストレージの容量が少ないと作業中のレスポンスが遅くなってしまうため、飲食店用パソコンであっても「SSDなら256GB以上」が必要です。
SSD 256GB以上のストレージがあれば、WindowsやMicrosoft Officeに加えて、POSレジや予約管理などのソフトウェアもインストールできます。売上データや顧客情報が増えていくことを見込むなら、余裕をもった容量を選びましょう。
なお、もしも後からストレージの容量が不足する場合は、外付けストレージやクラウドサービスを利用できます。
ソフトウェアとは、パソコンに命令を出すためのプログラムです。
飲食店では、売上管理やシフト表の作成にMicrosoft Office(とくにExcel)が役立ちます。加えて、POSレジや予約管理システム、会計ソフトと連携できる環境を整えておくことが重要です。多くのPOSレジや予約システムはクラウド型で提供されているため、対応ブラウザが快適に動くこともあわせて確認しておきましょう。
GPUとは、映像を処理するための装置です。画像や動画などの映像をGPUが処理し、モニターに表示させる仕組みになっています。
メニュー表やPOP、SNS用の簡単な画像加工程度であれば、CPUに内蔵されているGPUで十分です。動画編集など本格的な映像制作を行わない限り、あえて高性能なGPUを選ぶ必要はありません。
飲食店用PCを選ぶ際は、POSレジ・予約管理・会計ソフトを同時に使っても止まらない処理性能が重要です。CPUはCore i3以上(同時利用が多いならCore i5/Ryzen 5以上)、メモリは8GB(推奨16GB)、ストレージは高速なSSD 256GB以上を目安にしましょう。映像処理はCPU内蔵機能で十分ですが、キャッシュレス決済や顧客情報を扱うため、セキュリティ対策は必須と言えます。
飲食店用パソコンを導入する際は、スペックのほかにも「セキュリティ」に注目すべきです。
飲食店ではクレジットカードやQRコードなどのキャッシュレス決済、予約時に受け取る顧客の氏名・連絡先といった機密性の高いデータを扱います。これらが流出すると信用問題に発展しかねないため、データ露出リスクの対策を行いましょう。
たとえば、セキュリティソフトの導入がおすすめ。信頼できるソフトを選定し、定期的にアップデートをすることが大切です。きちんとアップデートをすることで、常に新しくなり続けている悪意あるプログラムからデータを守ってくれます。
また、複数店舗を運営している場合は、クラウド型のPOSレジや管理システムを使うことで、売上や在庫を本部でまとめて把握できます。店舗ごとにバラバラになりがちな情報を一元管理でき、経営判断にも役立つでしょう。
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