法人向けPCの導入は、「購入」「リース」「レンタル」の3つの選択肢があります。それぞれの違いと、貴社の目的や組織体制に合わせた選び方を比較検討します。
PCの所有権が自社に帰属し、利用期間の制限はありません。機種の選定は自由で、CPUやメモリのカスタマイズも可能ですが、初期費用は高額(一括払いの場合)になります。会計処理上は資産計上(減価償却)が基本で、保守・管理は自社で手配が必要です。
メリットは、自由度が高く、最終的な総費用が安くなる可能性がある点。デメリットは、導入時の資金負担が大きいことや、固定資産税の対象となる点です。
PCの所有権はリース会社に帰属し、契約期間は3〜5年程度の長期が一般的です。初期費用は不要(毎月のリース料)で、予算計画が立てやすいのがメリット。
会計処理は賃貸借処理または資産計上が原則ですが、近年複雑化しています。
機種は比較的自由に選べますが、中途解約は原則不可で違約金が発生します。総支払額が購入より高くなることや、金利・手数料がかかる点がデメリットです。
PCの所有権はレンタル会社に帰属し、契約期間は数日〜数ヶ月の短期利用が中心です。初期費用は低額または不要で、会計処理はすべて経費(賃借料)として処理できます。
中途解約の自由度が高く、必要な期間だけ利用できる点が大きなメリットです。保守・管理はレンタル会社が行うことが多いですが、機種選定には制限があります。長期利用では割高になる点がデメリットです。
各社の資金計画や利用期間、求める自由度に応じて、「購入」「リース」「レンタル」の適した選択肢が変わります。
長期利用(5年以上)を前提とし、特定の専門業務に必要なハイスペックPCなど機種の自由度を優先する場合におすすめです。企業の資産としてしっかりと管理し、減価償却によって費用を分散させたい財務方針にも適しています。
初期費用を抑えたいものの、ある程度の長期利用(3〜5年)を前提とする場合におすすめです。事務手続きの簡素化を図りたい場合や、多数の台数を計画的に定期入れ替えしていく必要がある組織に適しています。
急な増員や短期プロジェクト、研修など、利用期間が明確に決まっている場合に非常に有効です。必要な期間だけ利用し、IT資産管理の手間を極力省きたい組織体制に向いています。
自社のビジネスフェーズ、予算の組み方、利用目的を総合的に判断し、適した調達方法を選択しましょう。
期間の長さ(短期ならレンタル、長期ならリース)で明確に区別して検討します。リース契約の場合は、動産保険や固定資産税の負担がどちらになるのか確認が必要です。
ファイナンスリースには残価の概念があり、契約終了後の再リースや買取オプションの有無を事前に確認しておく必要があります。
レンタルは全額経費処理(オフバランス)で事務処理が簡単です。リースは、2008年4月以降の税制改正により、所有権移転外ファイナンスリースは原則として売買処理(資産計上)となるため、会計部門と綿密な相談が必要です。
購入の場合、取得価額によっては一括償却資産や少額減価償却資産の特例が適用できる場合があるため、税理士に確認すると良いでしょう。
PCの導入方式は、自社の「利用期間」「必要な資金繰り」「会計処理の優先度」を照らし合わせることが極めて重要です。各方式のメリット・デメリットを理解し、総合的な視点から適した選択をしましょう。
PCの導入方式は、自社の「利用期間」「必要な資金繰り」「会計処理の優先度」を照らし合わせることが極めて重要です。
各方式のメリット・デメリットを理解し、総合的な視点から適した選択をしましょう。
自社に適したパソコンを購入する場合、目的や予算などの条件を整理したうえで、
優先したいポイントから選ぶのがおすすめです。
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