学校用パソコンを導入する際は、適切なスペックを選ぶことが大切。必要なスペックを満たしていないと、授業中に動作が止まってしまうなど、授業の流れを妨げることがあります。
そこで、学校用パソコンに必要なスペックをご紹介します。
文部科学省では、「GIGAスクール構想の実現」を掲げてICT環境の充実を図っています。「GIGAスクール構想の実現 学習者用コンピュータ最低スペック基準」では生徒が使用する端末の最低スペック基準を記載しており、導入時の参考になります。
また、学校でパソコンを導入する場合は、ノートパソコンが便利。レポート作成やWEBサイトの閲覧、オンライン授業の参加などの用途で使用するのであれば、軽量で持ち運びが便利なノートパソコンが適しているでしょう。
文部科学省では、学生が使う端末のCPUの最低スペックをMicrosoft Windows端末なら「Intel Celeron Processor N4500と同等以上」としています。ただし、インテル社に限定するわけではないため、最低基準のスペックを満たしていれば、他社製でも問題ありません。
パソコンがデータを一時的に保管するための装置「メモリ」の最低スペックは、Microsoft Windows端末なら「8GB以上」です。ただし、「ブラウザ上での活用(Microsoft 365 Web版等)が前提であり、活用するうえで支障がない」と判断できる場合は、4GBのメモリでも良いことになっています。
パソコンのデータを保管するストレージは、Microsoft Windows端末やiPadなら最低でも64GB以上必要です。想定される活用場面において、十分な空き容量を確保できるようにしなければなりません。
パソコンの処理性能に大きく影響するCPUは、教員用ならIntel® Core i3 またはAMD Ryzen™ 3 以上のスペックが望ましいでしょう。
また、PowerPointやExcelなどのアプリを同時に使用する場合はIntel® Core i5・AMD Ryzen™ 5 以上、授業で使用する動画編集なども行いたい場合はIntel® Core i7・AMD Ryzen™ 7が目安です。
メモリは、パソコンのデータを一時的に記憶する装置。8GB以上のメモリがあれば、複数のファイルを同時に使用することができるでしょう。なお、動画編集なども行う場合は16GBあると安心です。
ストレージは、データを長期保存するために用いられます。教員用なら、128~256GBがおすすめ。HDDよりも読み込み速度の速いSSDを選びましょう。
学校用パソコンは、授業を止めない適切なスペック選びが肝心です。生徒用は文部科学省の基準を参考に、WindowsならCPUはCeleron N4500以上、メモリ8GB、ストレージ64GB以上が目安。教員用はCore i5以上、メモリ8GB(動画編集なら16GB)あると安心です。また、故障や紛失のリスクに備え、修理体制や保証制度を充実させることも、円滑なICT教育の実現には欠かせません。
学校にパソコンを導入する際に欠かせないのが、保証です。現在、すでに多くの小学校・中学校・高校などで生徒用パソコンを導入していますが、生徒によるパソコンの破損や紛失が絶えません。
生徒用パソコンは、毎日生徒が持ち歩くケースも多く、扱い方によってはすぐに故障・破損してしまいます。飲み物をこぼしてしまった・登下校中に雨に濡れてしまったなどの理由で、パソコンが水に濡れてしまうことも考えられるでしょう。
そのため、生徒用パソコンの保証や修理制度を整えておくことが大切。とくに生徒の年齢が低いほど故障・破損・紛失リスクが高まりますから、保証や修理制度を充実させましょう。
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